ゲーリーヤマモト レッグワーム2.5インチの人気カラーと釣れ具合を検証しました。
人間もブラックバスもみんな大好きゲーリーヤマモトのレッグワームの6ヶ月間の検証試験をお送りします。
こんにちは。こばしりでございます。
1年ぶりのブログ更新となったわけですが、仕事と趣味の釣りで超多忙な日々を過ごしておりました。お仕事でアメリカ合衆国に行っていたのですが、用意されていた住宅になんと、池がついていました( ゚Д゚) 面積は200m×200m、一周1kmほどですごく手ごろ感がある池です。やはりというか本場ですから、バスも生息しています。ちなみにワニもいます。小型の種で最大50cmぐらいなので、大人には問題ないですが、子供にはやや危険です。
しかし、池はあれどもボートはありませんので、おかっぱりとなります。難なく一周できるのかと思いきや倒木や藪などがあり、ノコギリ、ナタを装備しての周回となりました。このナタ、住宅の裏に置いてあったのものなのですが、映画で見たことがある!という代物でして、、、そう!13日の金曜日でジェイソンが装備していたものとそっくりなのです。東洋人がナタを持って池の周りをうろうろしていたら、銃で撃たれるかもしれんなと思いながらビクビクしながら周回、、、郊外なので人がいません。ましてやこんな小さな池に釣りをしに来るのは、中学生ぐらいの子供達ばかりでした。その子供たちと出会ったときには、周回を繰り返しもうすでに池の周りの障害物はすべて薙ぎ払った後だったので、ナタは持っていませんでした(^^)/
さて、この池を舞台に表題の検証を行うことになったいきさつをお話ししたいと思います。当初の2週間はハードルアーでめちゃめちゃ釣れていました。クランク、ミノー、日本ではめったに釣れないトップまで、30個ほど使いました。全部釣れます。すごいです。まったくスレていません。毎日通います。所詮裏庭の距離ですし。
そして、4月の気温上昇に合わせてさらに釣れるようになるのかと思いきや、どんどん釣れなくなります。2時間で10匹以上釣れていたのが、1匹になってしまいました。スレた( ̄д ̄) 噂に聞いていたハードルアーのスレを実体験しました。この2週間で200匹は釣れました。そこで閃きました。ルアーはスレる、間違いなく。ハード、ソフト問わず。しかしまだソフトルアーにはスレていないこのフィールドであれば、カラーによる釣れ具合の実験ができると。愛用のレッグワームのカラー実験の始まりです。幸いなことにレッグワームはアメリカ合衆国でも人気で簡単に手に入ります。
実験に使用するレッグワーム2.5インチ達
① ウォータメロン 042
② スカッパノン 390
③ グリーンパンプキンフレーク 297 以下GPFと略します。
④ プロブルー 240
⑤ ブラック 020
⑥ ピンク 229
⑦ チャートイエロー 169
⑧ レッド 008
⑨ ブルー 335
⑩ ワカサギ 401
⑪ スモーク 334
⑫ パールホワイト 031
⑬ クリアー 187
この13種類を20分おきにランダムローテーションして釣果を競います。ロッドは2019年発売のスコーピオン2650R-2を使用しました。ジグヘッドは5gぐらいを使用、遠投して基本はただ巻きです。ただし、知らぬ間にトゥイッチを入れたりしております。もちろん、4月から10月の6ヶ月間これだけをしていたわけではないので、釣果にはノーシンカーやラバージグのトレーラーとして使ったものはカウントしていません。前置きが長くなりましたが、順位の発表です。
1位 ウォータメロン 042 128匹(8匹)
安定のウォータメロンが1位に輝きました。トータル128匹で、内8匹が40cm以上のビッグワンでした。アメリカの友人がデカバスを「ビッグワン、ビッグワン」と連呼していましたので、彼を尊重して40cm以上をビッグワンと呼称します。
2位 スカッパノン 390 120匹(9匹)
こばしり一押しのスカッパノンが2位にランクインしました。日本だけでなく世界で通用することが証明されました。ビッグワンは1匹多いですが、これは誤算範囲かと。
3位 GPF 297 118匹(8匹)
やはり人気カラーのグリーンパンプキンフレークも安定の釣果です。1~3位までが100匹以上と4位以下を大きく引き離しています。
4位 プロブルー 240 90匹(10匹)
意外な伏兵となったプロブルー。大健闘だと思います。特筆すべきはビッグワン数10匹とビッグワン率10%以上となりました。特殊なシーンでしか威力を発揮できないカラーかと思っていましたが、コンスタントに釣果が上がりました。
5位 ブラック 020 85匹(2匹)
シルエットがはっきりしていて、夜釣りに最適などと言われますが、今回は日中だけの使用です。バスにとって視認しやすいのが良いと想像しています。
6位 ピンク 229 78匹(2匹)
7位 チャートイエロー 169 77匹(2匹)
ここでお知らせです。8位以下は上位と明らかに差がついてしまったので、2ヶ月で使用をやめてしまいました。というわけで、以下の順位は6ヶ月換算の値になっています。
8位 レッド 008 50匹(0匹)
レッドとブラックは水の中では同じ色に見えるという表現を雑誌などでよく目にしますが、釣果には大分差がつきました。
9位 ブルー 335 30匹(0匹)
9位 ワカサギ 401 30匹(0匹)
9位 スモーク 334 30匹(0匹)
9位 パールホワイト 031 30匹(3匹)
さてこのパールホワイトで特筆すべきことがあります。換算値ではありますが、ビッグワン率が高いです。プロブルーにひってきする確率が出ています。なにか引き付けるものがあるのかもしれません。
9位 クリアー 187 30匹(0匹)
残念、クリアー。
最後に。人気カラーであるウォーターメロンペッパー(194)(以下WMP)を使用しなかったわけですが、こばしり的にはWMPとウォーターメロンは同じ物として扱っています。なので、WMPを検証リストに入れると、ウォーターメロン同士のパイの奪い合いが起こることを危惧しました。一応は、ペッパーの違いの検証として、グリーンパンプキンを使わずにGPFを使用しました。ウォーターメロンとGPFが同等の釣果なので、WMPも純粋に1位か2位にランクインできると思っています。それはグリーンパンプキン(196)についても同様と思っています。
こばしりにとっては壮大な実験だったのですが、あくまでローカルな実証実験にすぎません。みなさんの参考になれば幸いでございます。
以上、こばしりでした。