こばしりの日記

こばしりの日記です。

発達障害について(自閉症スペクトラム 旧名称はアスペルガー)

こんばんは。こばしりです。

こばしりの職場には、昨年入社した発達障害を持っている22歳のコジマ君という子がいるのですが、なかなかコミュニケーションをとることが難しく、関係者がいろいろ思案しながら一年を過ごしてきました。こばしりは一週間に数度作業の指示するので、直接話をして感じたことと関係者を通じて聞いたこと、感じたことをまとめておきたいと思い筆をとりました。

 

周りの人が感じる問題点

 ①道具、備品、設備を使用した後で、元の場所、状態に戻せない。

 ②わからないまま、間違ったまま、作業を続ける。

 ③支持された作業が終わると、ぼーっとしている。

 ④作業が遅い。並行して複数の作業ができない。

本人の認識

 ①元の場所を覚えていない。元に戻す意識がない。

 ②正しいと思っている。OKとNGの閾がわからない。

 ③少しの間だけ次の指示を待っている。

 ④本人は効率よく作業しているつもり。

 

問題点①~④が相まって、責任感がない、やる気がないと周りからは判断されます。

 

対策としては

 こと細かく指示する。

 手順通りに作業してもらう。

なのですが、指示したことをすぐ忘れる。忘れないようにメモするとメモを取ることに一生懸命になって、理解できない。理解していないので、メモを見ても分からない。

悪循環ですな ( ̄ー ̄) 負のスパイラル。 

 

そこで、こばしりが考えたのですが、指示する人がバタフライボード、ヌーボードに記入してコジマ君に指示をする。

だいぶ、関係者も楽になったようです。ホワイトボードでも良いのですが、どこでもその環境を用意するのは難しいので、バタフライボードです。鉛筆書きのノートだと字が小さいことと関係者がノートを手に取って見ることのハードルが高いので。個人的なノートと取り間違うこともありますしね。アナログな方法ですが、費用も安く済むので今のところ、良い感じです。

また、進展がありましたらご報告をいたします。

以上、こばしりでした。