パックロッド シマノ ワールドシャウラツアーエディション 2651F4 ★★★★★
こんばんは。こばしりです。
こばしりの趣味は釣りなのですが、コンパクトに収納できるパックロッドと呼ばれる釣竿に非常に興味がありまして、今まで様々な釣竿を試してきました。一昔前までは性能の悪さと低価格帯の商品しかなかったことから、あまり人気ではありませんでした。しかし、ここ数年でシマノ、ダイワをはじめとする有名メーカーがやや力を入れ始めた為、ラインナップは揃いつつあります。
こばしりは10本以上所有しています。まずはその中から、言わずと知れたシマノの最高ロッドであるワールドシャウラツアーエディションから2651F4をご紹介します。
バスフィッシング、トラウトフィッシング、日本における淡水の釣りにおいては、この一本ですべてまかなえると思います。
こばしりは２年ほど前に手に入れたのですが、それ以来パックロッドは購入していません。これまでに、20cm～55cmのバス、20cm～40cmのトラウト、1mの鯉、50cm雷魚、50cmなまず等を釣ってきました。メーター鯉相手でも負かされそうな気配すら感じさせませんでした。もっと大物でもいけそうな気がします。
それだけではなく、このワールドシャウラツアーエディションの良いところは、小物相手でも楽しめるということです。普通は大物専用ロッドに小物が掛かると竿の先端部分であるティップだけが曲がって、中央部のベリーまで曲がってくれません。これは大物専用ロッドの宿命といいますか、製造コスト削減の影響といいますか、やむを得ないことだと思います。
しかし、ワールドシャウラツアーエディションは違います。キレイに曲がります。小物でも曲がり、大物にはティップ、ベリーは曲がり、残りの力はロッド根元部のバットで耐えるように設計されています。ワールドシャウラツアーエディションは大物専用ロッドでなく、小物から大物までの出来るだけ多くの魚種になるべく幅広く対応する為のロッドとして、相当な開発費をかけて造られたのだと思います。
ここまでの文章をみると、シマノの回し者のようですが、実は、こばしりは大のダイワファンです。ロッド、リールは出来るだけ、ダイワ製品を使っています。しかし残念なことに、ダイワ製品にワールドシャウラツアーエディションに匹敵する製品ラインナップがないのです。こればかりはダイワさんに猛省してもらいたいところです。
２年間、ワールドシャウラを使っていると、見ず知らずの人からロッドについて話しかけられます。別段目立つというわけではないと思いますが、皆さん、他人の釣具をよく見ているのですね。長い釣り人生でワールドシャウラ以外の釣具で声を掛けられたことはありません。使っている人と出くわしたこともありません。不思議なロッドです。認知度は高いのに、使っている人はなかなか見ない。
さて、ロッドの話しに戻しますと、1グラムのスプーンやカットテール4インチノーシンカーはふわっと投げてまずまず使えるくらい飛びます。5グラムから15グラム以下のルアーであればそのルアーの最大飛距離が出るでしょう。15グラム以上はやや優しく投げてかなり飛距離でます。20グラムあたりで限界かと、ふわっと投げてそこそこ距離飛びます。ということで、使えるルアーの重さ範囲ははかなり広いです。ただ投げれるだけでなく、釣れる距離まで投げることができます。
ガイドに特徴があります。トルザイト等の材質はさておき、ワールドシャウラはマイクロガイドシステムではないのです。クイックスナップ00をつけたままトップガイドまでラインを通せます。こばしり的にはガイドも満点です。
こばしり独自のスペック表
収納時の長さ 50cm 4ピース ○
ロッド全長 だいたい2m ○
ロッド自重 軽い ○
ハンドル長 長め ○ 全長があるので長めでOK
ハンドル材質 コルク ○ EVAに比べ重いが耐久性重視
対応ルアー
1～5g △
5～15g ○
15～20g △
リールとのバランス
ヴァンキッシュC2000S ↓ティップ下がる
ステラC2000S =水平を維持できる
ヴァンキッシュ2000S =水平を維持できる
ステラ2000S ↑ティップ上がる
この辺りならどれとでもOKです。ティップがどうなるかは好みですね。
飛距離 ティップ、ベリーまでよく曲がり、バットの反発力もかなりある ○
キャスト正確性 よく曲がるにもかかわらず、よれたりしない。まっすぐ飛ぶ ○
リールシート オリジナルでホールドは抜群 ○
ロッドエンド スコーピオンエンブレム ○
ロッドコーティング ○
ガイドの取り付け ○
ガイドサイズ ノーマル ○
収納袋 △
リセール 80％ パックロッドはワンピースやツーピースに比べリセール価格が高いです。
総合評価 ★★★★★ (満点)
こばしりでした。
